SXE10アルテッツァ
ファイナルギアー交換後のスピードメーター誤差修正方法

注意事項　　この方法はRS200 3Sエンジン MT ABS&TRC付き　〜'01.5までの車に適用されます。それ以外の車は未確認です。
※'02(平成14年)モデルでも動作確認できました。
また改造は各個人の責任でお願いします。

必要工具等

プラスドライバー
カッターナイフ
ビニールテープ
電線1m位
他

アルテッツァRS200 MTミッション マイナーチェンジ前のノーマルファイナルギアーは4.1で、これを4.3や4.5に変えると出足が良くなります。しかしスピードメーターに誤差が出てしまい、車検に通らない等問題が発生します。それを改善するのがこの方法です。
簡単に説明しますと、ノーマルでは車速センサーはミッションから取っているのですが、それをAT車と同じABSの車速センサーから取るようにするのです。
電気関係をいじりますので、バッテリーのマイナス端子を外してください。

メーター上部にあるネジ2本を外します。

ステアリング下部のカバーを留めている3本のネジを外します。
メーターカバーを引っ張って外してください。(画像はメーターカバーを外した状態です)

メーターASSYを留めているネジ3本を外し、メーターASSYを手前に引っ張り出してください。この時カプラー2個がついてきますので、それも外します。
ステアリング下部のカバーを引っ張って外してください。鍵穴があるほうはそのまま引っ張って、反対側はホースが繋がっていますので気をつけて下さい。まぁ特別、神経質になる必要はありませんが。
いよいよ電気関係の細工に入ります。

メーター裏に入っていたカプラーの大きい方を見てください。赤と黄の2色の線があります。
画像に写っている緑円で囲んである線です。
これを切断し、被覆を剥きます。これに用意した１ｍ位の電線を繋げます。その線の片方はダッシュボードの中を通して下記画像にありますABSコンピューターの近くに持っていきます。
コネクターD11 12番端子です

切断した線の片方はビニールテープで巻いて絶縁して下さい。

メーターASSYにカプラーを嵌めてメーターASSYを取付けます。
ステアリング下部にある緑で囲んだ所がABSコンピューターです。
指で指しているカプラーを外してください。(上から2番目、下から3番目になります)
外したカプラーの画像です。
緑で囲んだ位置に先程繋げた電線を繋げます。(被覆は予め剥いておいてください)
コネクターD36 16番端子です

繋ぐ方法は色々ありますが、私は画像に写っているカプラーの反対側から電線を突っ込んだだけです。ただこの方法だと抜ける可能性があります。気をつけて下さい。

あとは全て元に戻すだけです。
私の場合、1時間位で出来ました(その内、配線図とにらめっこしていた時間30分位も含みます)。私は京都府北部に住んでいますのでお近くならお手伝いします。また遠方の方でも質問があれば言って下さい。わかる範囲でお答えします。

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